2012年3月10日~11日 郡山集会報告

☆1日目(3月10日)

郡山で開催された「原発いらない地球(いのち)のつどい」に参加

スタッフは島田監督のほか、宮城さん、島さん、荒木さん、松丸さん、私(矢部)などが参加しました(他にも多くのスタッフの方が現場にいました)。

島田監督は荒木さんの車両で東京から会場に向かいましたが、それ以外のメンバーは新幹線で。

イベントの1つである「小さな映画村」において、島田監督の写真の展示と「福島 六ヶ所 未来への伝言(仮題)」のプロモーションビデオを放映しました。
同時刻に鎌田慧さんの講演会が開催されていたこともあり、参加者がどれくらいいるかなと心配しつつ会場の椅子を増設。
しかし、そんな心配をよそにどんどんと会場に人が入ってくる。
最終的には80人以上は来ていたと思います。

島田監督の挨拶後、プロモーションビデオの上映を開始。
私たちスタッフもプロモの完成版を見たことがなかったので、どんなものだろうかと興味津々に見入る。

それもそのはず。
プロモのデータをしっかりディスクに移せたのは当日の会場に入ってからだったんです。
島田監督&荒木さん「朝、家でデータを移していて、もうすぐ終わりそうってとこで家のブレーカーが落ちちゃった。うちは電子レンジと暖房と、ごにょごにょ…」

ギリギリセーフ。

プロモの上映時間30分はあっという間に経ち、赤ちゃんのカットで上映が終了すると、会場は「おー」という感嘆の雰囲気に包まれていました。
私を含めたスタッフもとても感動。
隣で見ていた島さんは涙を流していました。

そして、島田監督のトークの後、参加者から感想をいただくことに。

「武藤類子さんのメッセージを流す場面は音楽を小さくした方がいい」
「島田恵さんの写真は素晴らしいので、写真の映写時間を長くしてほしい」
「どこまで制作が進んでいるか心配していたが安心した」
などなど貴重なご意見を伺うことができました。
やはり多くの方に多角的に見ていただくことは大切ですね。
支援者の方々には本当に感謝しなければいけませんね。

また、夜の交流会においても島田監督の発言の場を設けていただきました。
映画制作を始めた経緯など、島田監督の熱い思いが参加者にしっかり届いたはずです。

その後は、場所を移してスタッフを中心とした交流会をいつものように開催した後、それぞれ就寝となりました。

☆2日目(3月11日)
「原発いらない!3・11福島県民大集会」の撮影など

当日は撮影スタッフとチラシまきスタッフに分かれて動きました。

集会自体は1万5千人もの人が来ていたとのこと。

当初は放射線量の影響で内野スタンドしか参加者を入れない予定でしたが、あまりの人の多さに外野スタンドも解放することに。
もちろん、放射線量に対する注意喚起のアナウンス。

行進(デモ)は、福島県内参加者コースなど参加者別、距離別にいくつかのコースに分かれて行われ、撮影自体は県内参加者コースに付いて、以前から取材を行っている方を中心に実施しました。

撮影終了後、私たちスタッフは別々で帰ることになっていましたが、どういうわけか偶然郡山駅で遭遇。

島さん、松丸さんは指定席を取っていましたが、島田監督と私は自由席であったため必死に席を確保(新幹線はかなりの混雑)。
島さんが他の方に自分の席を譲るという心温まる一幕もありました。

それぞれ映画制作及び脱原発に対する意識を高めつつ帰路につきました。

矢部慶喜

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