薩摩川内市上映会での声

2014年2月8日、鹿児島県薩摩川内市上映会でのアンケートからから一部を紹介します。

◎ 娘と見た「風と共に去りぬ」の中で、南北戦争の後の選挙運動で「土地と牛をあげるから僕に1票入れて」というシーンがあった。ああこういう時から、もう、物、お金との交換があったんだなーと・・・。これから先、自然、海、山が一番大切な時代になっていくように、声をあげていかなきゃいけない。(30代)

◎ いろんな立場の意見がよかった。福島の後の多面的なものでよかった。次にぜひ自然エネルギーの勉強会、山田征さんのお話会をおすすめします。(ドイツも自然エネルギーのドイツの環境政策の歴史の中で、もっとも高価な誤りになる可能性がある。)そして政府も自然エネルギーの政策の見直しが始まった。(40代)

◎ 今現在のお母さん、子どもたちの姿と六ヶ所村の闘いの歴史がよく織り込まれていた。農家の方の苦悩にも心が痛んだ。川内で声高に反原発を言う事ははばかられてしまうが、こんなにたくさんの方が会場に来られているのを見て驚いた。幼児の方が格段に放射能の悪影響を受けやすいというグラフに驚いた。もっとこのことを知らせていきたい。会場に若い方が少ない。(50代)

◎ 今回で2回目の鑑賞。1回目は福島の現実と同化した事と加藤登紀子の歌にうち震えてしまい、気付かなかった事がありました。2回観ることで「苦悩」の表現を感じました。さすが写真家。風景が印象的。三春の垂れ桜、湯西川の紅葉、磐梯山、岩木山etc.に気付きました。佐藤さんの船が泊漁港に戻る映像は、真に映画だと思いました。最後の協力者、スタッフに知り合いが沢山いたことも発見。嬉しかった。(50代)

◎ 原発関連の従事者への取材はとても良かった。やむを得ずそうせざるを得ない人たちへの温かいまなざしを感じました。昨年縁ある人の住む南相馬市へ行き、故郷を奪われた事の悲しみを見てきました。飯館のゴースト化した家並みも見てきました。それら全てが、自分さえ良ければ人を悲しみに陥れても平気という、人を差別した日本の権力者の生の姿であると刻んでいます。国という得体のしれないものを政治利用している人々に一撃を加えたい気持ちです。原発を推進するのは犯罪だと思います。(60代)

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