岐阜市上映会での声

6月28日、岐阜県岐阜市上映会でのアンケートから一部を紹介します。

◎ 何度も何度も観なければならない作品だと思います。いま日本で何が起こっているのか、いままで何が起こってきたのか。悔しい思いをしながら、忘れないことだけを胸にしまいながら日々生きていかなければと思いながらも、風化している現状に心を痛めております。思い続けなければならないとその信念をもって生き続けます。

◎ 農家の中村さんの苦しみが身にしみて、いちばん心に残った。私も西農の豊かな土地で夫が専業農家を営み、低農薬のお米をつくっている。そして大学中退した息子があとを継ごうと、いままさに田植えをしている。中村さんの憤り、怒り、希望が本当につらく、まだ先の見えないなかで必死に生きていかなければならない。漁師の滝口さんの次男の言葉も重い。福島や六ヶ所の人々のためにも、自分たちの子どものためにも、原発はなくしたいと痛切に思います。

◎ 福島の原発事故があってから今まで青森産のりんごを決して買いませんでした。六ヶ所村に核燃料再処理施設があるからです。でも映画を観て、福島の中村さんがつくったお米を買って食べようと思いました。

◎ この会場に来ている人は、当然原発の恐ろしさを認識している人ばかりだと思います。でも私のまわりはまだまだ意識の薄い人、原発肯定派もいる。そういう人たちにこそ、この映画を見てもらう方法がないでしょうか。

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