2013年4月20~26日、八戸上映会でのアンケートから一部を紹介します。
◎ 誰もが大事な人で、どんな意見を持つ人も、そう思うようになった理由があり、精一杯生きている。誰かが悪いのではなくて、みんな大事な、よくやっている人間で、自然・環境も、そのままで素晴らしい。となりに小さな子を連れて家族で来ていた方がいて、うれしかったです。私は子供達が希望で答えのような気がします。私のこのままで自分の頭でよりよく考えていくことを約束します。
◎ 福島の人たちの苦悩・悲しみ、不安がひしひしと伝わってきました。小さな子を持つ親、これから出産をひかえているお母さん達の際限のない不安・・・・自分がその立場だったらと思うと、やりきれない思いでいっぱいです。さらに日本全国から核のゴミの集まる六ヶ所村、村民の人達の葛藤、福島原発事故を受けてのより強まった不安、これからを生きる子供達のことを思うと、やはり、原子力発電は、すべてなくしてほしいと願っています。
◎ お客様は年配の方が大半でした。私も年配の一人ですが、あの3.11から自分の子供又孫の将来について考える様になったのですが、この映画は私達、先のみえている者よりも若い人達に観て貰い、この問題に取り組んでいただきたいと思います。国と企業は都合の悪い事は公表せず誰一人として福島の問題でも責任とる事がなく、国会議員の方々も自分のやっている時だけ良ければとの姿があからさまに感じられる様にみうけられます。選挙にも関心を持っていただきたいと思います。
◎ 福島原発事故は、これまでの原発安全神話を根本からくずす出来事であり、広範囲にわたる被害をもたらしたもので、原発ゼロは当然の結果であった。しかし、これまで推進してきた自治体などは、この結果を受けても「進も地獄、止めるも地獄」といジレンマにおちいっている。山や海 自然を見直して そこに生きる生活に変えていく方向性を今後とも考えていきたいと思った。多くの国民に観ていただいて、原発ゼロに向かって欲しい。